ホームページ制作会社との契約を解除するため、私は弁護士へ約20万円を支払いました。
しかし現在でも、
「弁護士へ依頼しなくても、結果は変わらなかったのではないか」
という疑問が残っています。
結果を確認するのが怖く、何が行われて、なぜ問題が終わったのかを十分に確かめられなかったからです。
この記事では、契約に至るまでの営業、契約後に覚えた違和感、解除を求めてからの経緯を、現在覚えている範囲で記録します。
※この記事は、私自身の記憶と経験に基づく記録です。特定の会社や担当者の違法性、不正行為、責任を断定するものではありません。記憶が曙江な部分はそのように明記し、今後、契約書や当時の資料を確認できた範囲で追記・修正します。
始まりはホームページを見た業者からの連絡だった
最初の接触は、電話だったと記憶しています。
私が運営する学習塾のホームページを見て、問い合わせ先へ連絡してきたようです。営業メールも届いていたと思います。
電話では、次のような説明を受けました。
・集客できる
・現在のホームページよりアクセスが増える
・残っている支払いをまとめて新しい契約にできる
「キャンペーン価格である」「今が最も安い」という説明も受けたように思いますが、この部分は記憶が明確ではありません。
私は、生徒や保護者からの問い合わせを増やしたいと考えていました。
その悩みと営業担当者の提案が結びつき、後日、オンライン面談を受けることになりました。
オンライン面談で契約へ話が進んだ
オンライン面談では、その場で契約を成立させようとする強い意図を感じました。
営業担当者は、私の希望や悩みを確認しました。
そして、私が契約しない理由を一つずつなくすように、話を進めていきました。
サービスを導入した場合の利点や、生徒が増えた場合の可能性が説明されます。
私は、支払う余裕がないことを伝えました。
すると、クレジットカードを利用できるか確認されました。
さらに、
・2枚目のクレジットカードを作る
・分割払いを利用する
・審査が通りやすいというローン会社へ申し込む
といった方法を提案されました。
最初に金額を提示されたあと、担当者が「上司と交渉した」という形で、金額を下げる場面もありました。
「生徒が増えれば費用を回収できる」という趣旨の説明も受けました。
支払えないのに「やってみたい」と考えてしまった
今振り返ると、面談の途中から私の判断基準が変わっていました。
面談前の私は、支払う余裕がないと考えていました。
ところが、利点や将来の可能性を繰り返し説明され、支払方法まで提示されると、
「支払いは難しいが、やってみたい」
という考え方になっていました。
本来なら、
「このサービスは本当に必要なのか」
「支払った金額を回収できる根拠はあるのか」
「今の収入で返済を続けられるのか」
を考えなければなりません。
しかし、その場では「契約しない理由」が次々と取り除かれていきました。
断ることをためらわせるような雰囲気も感じていました。
冷静な判断ができない状態になっていたのかもしれません。
後から営業手法を学んで気づいたこと
その後、私はさまざまな講座の営業面談を受けました。
そこで、似た流れが繰り返されることに気づきました。
悩みや希望を聞く。
理想の未来を想像させる。
支払えないと言われたら、クレジットカードやローンを提案する。
金額を提示したあと、誰かに相談する形を取り、特別に減額する。
断る理由を一つずつなくし、その場で決断を求める。
こうした流れを何度も経験したことで、過去の契約でも同じように、自分の心理が契約する方向へ動いていたのだと考えるようになりました。
ただし、すべての営業や分割払いの提案が不適切だという意味ではありません。
問題は、契約する側が冷静に比較したり、第三者へ相談したりする時間を持たないまま、支払能力を超える契約へ進んでしまうことです。
電子契約からローン申請へ進んだ
この会社とは、オンライン面談後に電子契約を行いました。
その後、申請書類が送られてきて、ローンへ申し込む流れになりました。
ところが、手続きは年末年始をまたぎました。
予定していた期間内にローンの手続きが進まず、当初説明されたものとは異なる支払方法になったと記憶しています。
一括払いしかできないと言われたように思いますが、この点は資料を確認しなければ断定できません。
当時の私は、その支払方法には対応できませんでした。
対応できないと伝えても工程が進んだ
年末年始は、学習塾にとって忙しい時期です。
私は、すぐには対応できないことを相手へ伝えました。
しかし、私が立ち止まって内容を確認できないまま、相手側の工程に沿って話や作業が進んでいるように感じました。
契約した以上、私にも内容を確認して対応する責任があります。
それでも、自分の意思より相手側の予定を優先して進められていることに、次第に違和感を覚えました。
そのころには、相手の対応にも嫌な印象を持つようになり、私は契約をやめたいと強く考えるようになっていました。
契約解除を求めると、解除できないと言われた
支払いができないため、契約を解除してほしいという意思を伝えたと思います。
それに対して、
「すでにここまで進んでいるため解除できない」
「解除するなら違約金を支払う必要がある」
という趣旨の説明を受けた記憶があります。
ここについても、正確な言葉や契約上の扱いは、当時の資料を確認しなければ分かりません。
ただ、当時の私は、自分だけでは対応できないと感じました。
そこで、契約解除への対応を弁護士へ依頼しました。
弁護士費用として約20万円を支払った
この対応で弁護士へ支払った費用は、約20万円です。
これは、後に借金問題について司法書士へ相談した約35万円とは別の費用です。
弁護士へ依頼したことで、相手と直接やり取りする精神的な負担は軽くなりました。
一方で、最終的に弁護士が何を行い、相手からどのような回答があり、なぜ問題が終わったのかを、私は十分に確認できませんでした。
結果を聞くことが怖かったからです。
相手との問題が再び動き始めるのではないか。
さらに費用が発生するのではないか。
自分が何か対応しなければならないのではないか。
そのような不安から、私は確認することを避けました。
そのため現在でも、
「依頼しなくても、うやむやなまま終わったのではないか」
という疑問が残っています。
ただし、弁護士の対応内容を確認していない以上、依頼が不要だったとは断定できません。
他社でも似た契約の進め方を経験した
ほかのホームページ会社や広告会社との契約では、営業担当者が教室へ来ました。
そして、その場で契約書へ署名し、ローン審査の書類も記入するという流れがありました。
複数の契約で似た流れを経験したため、私は営業を受けたときに契約しやすい相手だったのだと思います。
業者間で私の情報が共有されていたのではないかと考えたこともあります。
しかし、それを裏づける証拠はありません。
実際には、ホームページを公開していたことや、過去に営業を断り切れなかったことなど、複数の理由が考えられます。
証拠のない推測を事実として扱うことはできません。
確実に言えるのは、業者からの営業連絡が増え、私は何度も契約してしまったということです。
同じ状況で立ち止まるための確認事項
私の経験から、営業面談中に次の状況になったら、一度その場を離れたほうがよいと思います。
・今日決めることを求められる
・支払えないと伝えたら、新しい借入方法を提案される
・クレジットカードを増やすよう勧められる
・上司への相談後、特別価格が提示される
・将来の売上で支払えるという説明を受ける
・契約しない理由を一つずつ否定される
・第三者へ相談する時間を取りにくい
・説明を理解する前に電子契約やローン申請へ進む
このような提案を受けたからといって、直ちに契約相手が不正だと判断できるわけではありません。
しかし、少なくとも即決する必要はありません。
契約書、総支払額、解約条件、違約金、ローンの金利、支払期間を確認し、面談とは別の場所と時間で判断する必要があります。
まとめ|支払方法が見つかることと、支払えることは違う
私は「支払えない」と伝えました。
しかし、クレジットカードやローンという支払方法を提案され、最終的に契約へ進みました。
ここで見落としていたのは、
「契約代金を一時的に用意できること」と、
「事業収益から無理なく返済できること」は別だという事実です。
将来、生徒が増える可能性はあっても、その収益は確定していません。
一方、ローンや分割払いの返済は、契約した時点から現実の負担になります。
契約解除をめぐって、私はさらに約20万円の弁護士費用を支払いました。
サービスの代金だけでなく、契約を終わらせるためにも費用がかかる場合があります。
営業担当者の説明を聞いて希望を感じたときほど、その場では契約しない。
総支払額と解約条件を持ち帰り、第三者へ相談する。
支払方法ではなく、現在の収入だけで返済できるかを考える。
当時の私に伝えられるなら、まずこの三つを伝えたいと思います。
詳しい契約内容や法的な経緯については、当時の資料を確認し、公開できる事実が整理できた段階で追記します。

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